水土里情報の概要
【対 象】
大阪の農地を対象に、農地地図および管理提供システムの整備
【概 要】
地図情報システム(GIS)を使い、コンピュータ上で航空写真(デジタルオルソ画像)、デジタル地形図を背景図として、農地筆、耕区図(水張り面積)、農業用水利施設図を、それぞれの図(透明なシートをイメージ)を層にして、必要に応じて重ねたり取り替えたりして、目的に応じて表示や加工することができるシステム。
システムの概要
【運用目的】
作成した農地地図情報を関係機関が共有化し、幅広く活用すること
【システムの方式】
スタンドアロン方式。利用機関毎に分割して無償配布(配布メディア:外付けHDD)
【大土連から提供するシステム】
■アプリケーションソフトウエア・・・・・・ArcReader→閲覧・検索・印刷機能を有している。
■整備済みデータ・・・・・・@デジタルオルソAデジタル地形図(1/25,000・1/2,500)B農地筆図(登記地番・登記地目)C耕区図(耕区境界・耕区面積)D農振地域境界Eため池データ
■提供システムに属性情報(個人データ等)を入力して活用する場合→市販のGISソフト(ArcView等)を購入する必要がある。→整備した属性データ及び追加データはデータベース(DB)ファイルに保存。エクセルやアクセスにより、DB展開して必要な情報を取り出し可能となる。
※独自データの追加、データ変更、更新等の整備が可能で、いろいろな業務に活用が図れるなど、より有効なデータベースを構築できる。
システム運用方法
【運用協議会への加入】
利用機関は、大阪府水土里情報システム運用協議会に参画
【協議会の目的】
オルソ等データ更新やシステム利活用等について運用計画を策定
【協議会参画者】
国、大阪府、市町村、土地改良区、大土連、その他団体
【システム運用主体】
運用計画にもとづき、大土連がシステムを統括し、運用管理基準を定め、基本サーバを管理・運用。
市町村・土地改良区等利用機関は、大土連と使用契約を締結し、配布するHDDにより水土里情報を利活用し、管理・運用。
【運用開始日】
平成23年10月5日(協議会設立)
水土里情報利活用促進事業で道府県土連が整備した情報(農地筆・区画図、農業用用排水路図、空中写真(デジタル・オルソ画像)、地形図など)の利活用の促進のため、 各地における利活用事例を紹介するニューズ・レターを作成し、関係者と情報共有をするために作成し発行するニューズ・レターをコチラでご紹介しております。
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